一人旅をするなら秩父がおすすめ

日本百観音霊場 
秩父札所十三番「め」のお寺 
慈眼寺

旗下山慈眼寺(きかさんじげんじ)は、788年前に小さな祠から始まったと伝えられています。​仏教曹洞宗の寺院で、本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。

この場所は太古の昔、日本武​尊が東国遠征の折に立ち寄り、御旗を建てさせたことにより旗の下(ハタノシタ)と呼ばれました。それが当山の俗称であるハケノシタに変わってきました。

目の仏様、薬師瑠璃光如来(​やくしるりこうにょらい)を祀り、日本全国から目に悩みを持つ方や、めを伸ばしたい方がお参りに訪れます。

​毎年1月8日は「初薬師」、7月8日は「あめ薬師」と呼ばれる御祈願例大祭があり、特にあめ薬師では山門前に露店が立ち並び、夕方からは2万人を超す人で賑わいます。 



 縁起

太古の昔、日本武尊が東国遠征の折、当地に立ち寄りました。このとき当所に御旗を建てさせたことにより当山は旗の下(ハタノシタ)といい、それが少しずつハケノシタと呼ばれるようになりました。 

当寺草創以前よりこの地は佛様の意にかなう霊地でありました。月白く風清き夕は必ず紫雲下がり、雅の音声満ち、天より曼荼羅花をふらし、瑠璃摩尼等の瓔珞が輝き、笛や琵琶、太鼓、法螺の声澄み渡っていました。諸々の菩薩がそれを歌詠讃歎したので、人々は檀の下ともいいました。 

あるとき音楽響き渡り、妙なる音が清らかに聞こえてきました。夜が開けてみると、観音様がその尊容巍然と岩の上に在していました。里人は皆たいそう感激し、永くこの地に止まって衆生済度たまわらんと強く願いました。信心の郷民は土木を運び、富ある居士は財宝を投げうって力を合わせたので、観音堂はたちまちに完成しました。 開廟の日にあたって、一人の僧がおいでになりました。ご本尊様を深く礼拝して申しました。 「この尊は正しく行基の彫刻なり。この地有縁の像なれば侘邦より来たりたまえり。謹んで供養したまえ。」
 といい終わって、たちまちその姿を消してしまいました。そのお方は、行基菩薩その人でした。
 時を経て、文歴元年(1234年)、秩父札所が創設されました。 文明18年(1486年)に、秩父市宮地の曹洞宗広見寺2世、東雄朔法大和尚を御開山として迎え、曹洞宗慈眼寺が開かれました。

アクセス
住所:〒368-0042 埼玉県秩父市東町26-7
電話:0494-23-6813
FAX:0494-25-1982
Email:ameyakushi@gmail.com

<電車>
秩父鉄道:御花畑駅から徒歩123歩(約1分)
西武鉄道:西武秩父駅から徒歩約5分

<自動車>
関越自動車道花園I.C〜国道140号線〜皆野寄居バイパス有料道路を利用して約40分
※無料駐車場あります

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